トミオカは名前の通りで、東日本大震災の1ヶ月後に避難指示区域である福島県富岡町で、独りトボトボ歩いているところを保護されました。
そのとき、人を見つけて嬉しかったのか、走って飛びついて来たと聞いています。
人懐っこい生活からみても、6年経った今でも見つかっていません。

未曾有の大震災と原発事故。
突然家族と人がいなくなった町でトミオカがどんな思いで暮らしていたのか…
当時どの様な思いでご家族は避難され、かわいいトミオカを気にかけておられるか…
私たちには想像することすらできません。

ご家族が無事で、トミオカがここまで元気に生きているとお伝えできればと思います。
そんな経験のせいなのか、トミオカは散歩中チラチラ振り返り、人がついて来てるか確認します。
来た当初から、他の犬とは仲良くできないことが多いですが、幸い1頭だけ仲良しの子ができ、今では毎日一緒にお散歩しています。
年齢は10歳くらいと思われますが、とても元気です。
体は大きいけど、意外に気が小さい、興奮するとぐるぐる回りながらアタックして来る元気印のトミオカです。

とても元気なトミオカは、東日本大震災の被災犬。
彼の顔は嬉しそうな中にも、どこか寂しそうな時があります。
散歩の時間になると部屋の扉とにらめっこ。
「まだかな?」と表情豊かに待っています。
大きい体ですが、中身は甘えん坊ちゃん。
大好きなブラッシング中は遠い目でリラックスするトミオカくんです。

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